2017-7-6 記事


【ソウル=名村隆寛】韓国のソウル市とソウル大学人権センターは5日、「朝鮮人慰安婦」の存在を証明するという「初の映像」を公開した。

映像は1944年9月8日ごろ、中国雲南省・松山で米軍により撮影されたもので、撮影時間は18秒。映像には慰安婦とみられる7人が映っており、うち1人が中国軍将校とみられる人物と話している。当時、米中両軍は日本軍から松山を奪還し、慰安婦24人のうち10人が保護されたという。

映像は、ソウル市の予算支援を受け、ソウル大の研究班が米国立公文書記録管理局所蔵のフィルムから探し出した。慰安婦が誰かは特定できないが、すでに公開されている写真と、顔や服装の一致などが朝鮮人である根拠という。発表によれば、これまで朝鮮人慰安婦を
示す「証明資料」は文書や写真、証言のみで、映像資料は今回が初めて。

韓国の市民団体が中心となる「国際連帯委員会」は慰安婦関連資料のユネスコ世界記憶遺産への登録を申請しており、9月に登録が決まる。朴元淳ソウル市長は「歴史を記憶し正していく」とし、市では今回の映像が登録への後押しになるよう期待を寄せている。 


 

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